シクネスゲージや精密調整シム|株式会社シム&ゲージ|大阪市

受注、製作から、検品、納品に至るまで、社内で一貫したトレーサビリティーの確保に努めています。

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2022年の記事:お知らせ

新規格品のご紹介

SUSカクシム(厚み0.1㎜)
本日は新しい規格品のご紹介を致します。
SUS(ステンレス)の角型シム(カクシム)です。

<ラインナップ>
厚さ : 0.01~0.10㎜(0.01トビ)、0.15~0.50㎜(0.05トビ)、0.60~1.00㎜(0.10トビ)
サイズ: 100×100㎜
枚数 : 2、5、10枚

小さいサイズの加工品や調整シムを作製する際、大きな定尺材料から切断する手間も省けるシムになります。
(規格はSUSですが、SK焼き無し・SK焼き入り・SUS・真鍮・銅・燐青銅の材料も対応可能です)

化粧箱ケース付きですので、整理もしやすく便利です。
2022年12月21日 09:01

新規格品のご紹介

幅サイズ別SUSライナー
本日は新しい規格品のご紹介を致します。
SUS(ステンレス)の細幅ライナーです。

<ラインナップ>
厚さ : 0.01~0.10㎜(0.01トビ)
幅  : 20、30、50㎜
長さ : 1m

幅の細いSUSライナーになります。従来、100㎜、300㎜幅や定尺材料からカットしたり、加工して細い幅を製作していた手間を省きます。
巻き形状の仕様になりますので、場所も取らず保管可能です。

収納ケース(化粧箱ケース)付きですので、整理もしやすく便利です。
2022年12月21日 09:01

年末年始休業のお知らせ

年末年始の休業のお知らせ

お得意先様各位

拝啓、寒冷の候、記者益々ご清栄のこと清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。

さて、この度、下記日程にて休業させて頂きます。
何卒、ご了承くださいますようお願い申し上げます。         敬具


通常営業 ⇒ 令和4年12月27日(火曜日)まで
 休業  ⇒ 令和4年12月28日(水曜日) ~ 令和5年 1月 4日(水曜日)
通常営業 ⇒ 令和5年 1月 5日(木曜日)から



恐れ入りますが、お急ぎのご注文は26日までにお願い致します。     以上
2022年12月01日 13:03

夏季休暇のご連絡

夏季休業のお知らせ

 

平素は格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。
誠に勝手ながら、以下の期間を夏季休業とさせていただきます。
ご不便をお掛け致しますが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

 

■夏季休業期間:
2022年 8月11日(木) ~ 8月16日(火) ⇒ お休み

※2022年8月17日(水)より、通常通り営業いたします。

 

夏季休業期間中に頂きましたお問い合わせにつきましては、8月17日(水)以降、順次対応させていただきます。

2022年08月08日 13:00

金属材料について(SK編)

厚みのある製品や材料

<炭素工具鋼鋼材(SK材)の用途や機械的性質>

当社取り扱い材料の一つとして炭素工具鋼(SK材)がございます。

工具鋼のなかでも使用頻度の高い鋼材で、C量が0.6~1.5%で焼入れ・焼き戻しを行うことで硬度を出すことができる材料になります。

硬度だけでなく耐摩耗性にも優れ、切削工具に使われるタイプもありますが、SK材全般は高温になると硬度が低下する特徴があり、熱の発生の比較的少ないタイプの手工具、例えばヤスリ、カミソリ、刃物、錐、斧、ゲージ、ぜんまい、ペン先、チゼル、刻印、丸のこ等によく使われます。

JISではSK60(0.55~0.65%C)からSK140(1.30~1.50%C)まで、炭素含有量によって11種類の鋼種が規定されていまして、炭素含有量が多い鋼種はやすりや刃物など硬さを最重視するものに用いられております。刻印やプレス型などじん性まで強く要求される工具類には炭素含有量の少ない鋼種が適しています。
当社製品では「シクネスゲージ」「フィラーテープ」「ライナー」「シム」に使用しております。

 

※ちなみに、炭素量が0.6%未満になると機械構造用(SC材)となります。

JIS工具鋼


SK材の他、SKS材やSKD材と呼ばれるものがあります。
 SKS材 ⇒ プレス金型用にはSKS3が使われます。SK材にCr、Wが添加された材料で、SK材に比べ焼き入
       れ変形量が1/2と小さくなっています。現在、焼き入れ後にワイヤカット放電加工で形状加工
       されるため、熱処理変形はあまり気にしなくなりましたが、以前は大きな関心を持たれていま
       した。
       中・少量生産のパンチ、ダイに使われます。その他では、焼き入れを必要とするストリッパやパ
       ンチプレートなどに使われます。

 SKD材 ⇒ ダイス鋼と呼ばれます。SK材にCr、MoおよびVが添加された材料で、SKD11がプレス金型では
       よく使われます。パンチ、ダイの主流となる材料といえます。中量から多量生産用の金型に使わ
       れ熱処理変形はSKS材より、さらに小さくなっています。
       ワイヤカット放電加工での変形が少なく、加工しやすいことも金型材の主流となった要因もある
       ようです。

2022年06月07日 10:06